DCX2496ゲイン調整

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 今更ですが、BEHRINGERのデジタルチャンデバDCX2496をアナログ接続で使う場合には音質的にはゲイン調整をした方がベターです。音が悪い(ノイジー)という問題の原因ほとんどはここにあります。

 というのもDCXはプロ用機器なので入出力レベルの仕様が大きいので、通常のピュアオーディオの使うレベルではS/Nや歪が劣化してしまいます。中はデジタル処理ですから扱うデジタルでの信号レベルが1/10になると歪やS/Nとも1桁落ちてしまうのです。

 アンバラに変換した場合では初期仕様では入出力とも10VrmsぐらいがMAXですから、ピークでそれに近い値まで振る必要があります。
 まあ普通ピュアオーディオの使い方で繋ぐとその1/100ぐらいのレベルでしか使っていませんから、そのままでは性能が落ちてしまう訳です。

 マージンを見ても入出力レベルの仕様は初期の1/5ぐらいにはする必要がありますね。まあこの辺は使用されるアンプやスピーカなどの仕様に合わせるべきですが。

 出力はまだアッテネータをかませば何とかなりますが、入力もアナログで内部A/Dを使おうとすると出力レベルの高いプリを使うか内部の改造しないと難しくなります。

 入力回路の内部の改造は手軽には入力抵抗を交換するのが早いでしょう。初期はバランス入力回路に17.8kΩがついていますから、これを3~4kΩに変更します。場所は入出力基板の裏面、丸印のついた抵抗(R72,74,147,182)です。サイズは1608と小さいですから注意が必要です。

 出力側もできればチップを交換してしまったほうが早いです。こちらは色々場所は考えられますが、ミュートの後がやりやすそうで6個の抵抗(R1014,18,22,26,30)交換になります。
 
 折角ですから、DCXもゲイン調整をした上で音質評価をして欲しいですね。

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この記事へのコメント

audio fun
2015年08月01日 09:48
DCX2496のアナログ基板、チップコンの交換でノイズが低減出来れば、より扱い易くなりますね(^^)

このオペアンプを全交換したことがありまして、音が良くなったのですが、電源の容量不足で落ちるようになってしまってから、ずっと放置しています。

落ち着きましたらこちらもデジタルIN、OUTに改造していきたいです。
ケン
2015年08月01日 10:38
 今はデジタルインアウトにしてしまったので、あまりアナログ系は見ていなかったのですが、色々と引き合いもあり見直してみました。
 外部アッテネータなどよりはスッキリしてよいかも知れません。A/Dもゲインを見直してみれば結構使えるかも。
 まあデジタルインアウトに改造すればさらに発展が望めますね。
grigri
2015年08月01日 18:01
 +4dBuと-10dBVの違いから、DCXを入力を-10dBVで使ってノイズを盛大に出し、又、出力では+4dBuで、電子ボリュームとかアンプをサチらせて、これも駄目だという評価が多いですね。DCXは素晴らしいチャンデバだと思います。
今井
2015年08月10日 16:00
ケンさん
 17.8kΩを4.3KΩに変更しました。入力レベルはー20からー2に上がりました。幸いクリップランプは点きませんでした。出力側は低音がクリップしますので、全体的に3dB程絞りました。この様に小さい抵抗は初めてでしたので、数回半田付けを行いスキルアップ後にトライしました。
 更に透明度が増した様に思います。これ以上の透明度は無い様に思います。構成は、CDプレーヤ⇒DCX2496⇒アッテネーター⇒中華デジタルアンプとなっています。
 grigriさんにデジタルへの変更指導をうけましたが、相性的にまた、アナログに戻してしまいました(grigriさんすみません)。
ケン
2015年08月10日 17:06
 今井さん
 調整ご苦労様です。チップ抵抗はこれから増えてくると思いますので、慣れておくのも悪くはないかも。
 音質が向上して何よりです。S/Nも良くなっていると思います。

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