SDTrans192電池駆動

停電対策もあり秋月でeneloopタイプの低自己放電2次電池ReCyko+を購入してあるので、これでSDTrans192を動かしてみようと実験してみました。
このタイプは1本の電圧が1.25V程度なのでちょうど4本で5Vになりレギュレータも不要でもうまい具合に使えます(一応使用にあたっては電圧管理はしてくださいね)。
今まで電池駆動は低ノイズではあるもののどうも力強さが足りない等イメージを持っていたので、あまり試したことはありませんでした。今回もこの消費電流だと使用可能時間が少し短いのでちょっと実用上はどうかという感じもしないではないのです。まあSDTransはマルチ電源をメインに考えていて、実は最終的にUSBDualAudioでの応用を考えていたりして、その準備実験というところです。
まずReCykoは自宅標準のトランス電源と比べてみましたが、思ったより良いです。低音に厚みがあって押し出しも十分だし、第一印象でこれなら結構行けるのではないかと思いました。下手なトランス電源よりマシですね。自宅標準電源(トロイダルトランス+出川電源)よりも良いくらい。
まあいつもの様にそれだけではもったいないと、写真の様にコンデンサアレイも付けれらるようにしてみました。内容は電気2重層を始めフィルムコンやスチコンまで10個ぐらいパラにしてあります。このぐらいになると充電時の保護抵抗をつけておいたほうが良いでしょう。(実使用では勿論ショートできるようにします)
でコンデンサを追加するとやはりレンジは広くなり、音が全体に滑らかになります。弦の深みも出て一電源ながらSDTransも実力を十分に発揮している感じですね。
次は代わって本家のeneloopに交換してみるとやはりかなり違います。低音の厚みというより深みが有って、私はこちらの方が好きです。コンデンサ追加の効果は同じで、音楽用にはeneloop+コンデンサで行くことして、ReCyko+は換わってデジカメ電源用になっていただくことになりそうです。
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