SamplitudeV11にバージョンアップ

SDメモリープレーヤに押されて後塵を拝していたPCオーディオに活を入れるべくSamplitudeのヴァージョンアップをした。V10ではどうもWindows7での挙動がおかしい点もあり、その対応もある。
一応Windows7は対応してるとされているが、機能比較対照表にはWin7も64bit対応も出ていない。どうもその点はっきりしないが、一応64bitにインストールしてみるとチャンと動いているようだ。今のところWin7はデスクトップだけなので音質的な確認はまだ。ノートのWinXPで音が良ければ動作に問題がなさそうなV11で本格的な音楽用Windows7マシンを検討する予定。
音楽用はThinPadX31(1.7GHz)のWindowsXPなので、こちらにインストールしてみてV10と音質比較をする。ついでのSDTrans192とも比較する。どちらもルビジウムクロック同期を掛けた状態でPCの優先度はリアルタイム。
V10とV11だがその差は僅かだがそれなりにある。細かい音の粒立ちが異なり、音の消え際の細かい音がよく伸びる。そのためソースごとの録音場所の広さがV11だとしっかり解るようになる。
SamplitudeもVer7から聞いているがだんだん細かい音の表現がしっかり出て来るようになってきているようだ。そのため音が滑らかに感じられ、臨場感も増す。
SDTrans192とV11を比べてみると音の広がり具合はほとんど同じぐらいだが、高域の切れ味がV11の方が良く感じられ、低音もしっかりする。やはり余裕のある音が出るようになった。
これでようやくPC側のリベンジが出来たようだ。今度はSDTrans192もその内電源系を強化してやらなければないかな。
V11の動作用件はCPU1.5GHz以上となっているが、700MHzぐらいでも2ch44.1kHzなら問題なく動作しているようだ。しかし1.7GHzのX31でも176.4kHz以上のハイサンプリングS/PDIF出力になるとやはりノイズが入って駄目だった(88.2kHz,96kHzはOK)。もともとRMEのIEEE1394やeSATAの外付けHDDの条件が厳しいのでその辺が効いているのかもしれない。やはりハイサンプリング用には新たに本格的な音楽用PCが必要のようだ。
この記事へのコメント
Win7 64bit での運用なので、一抹の不安もありますが・・・
Samplitude は 10.21?以降、FLAC に対応しているので、現状手に入る音源に対応できている数少ないソフトのような気がします。 Ver.11 の方が良さそうですが、まぁ、タダで試せるのがとてもうれしいです!
最近DACにはまって3台ぐらい作りました。