クロックジッタの比較測定

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 I氏の協力を得て各種のクロックを集めジッタ値をタイムインターバルカウンタのSR620+625で測定してみたら、結構面白い結果がでてきた。

 集めた種類は通常の水晶発振モジュール(シチズンCMX-309FL)、D-Clock、OCXO(MicroCrystal:OCXOWT-AV3)、ルビジュウム(FE-5680A)の4種類、ルビは同型番の2台。これの分周ワードクロック(88.2kHz一部96KHz)と源信11.2896MHzのアラン(ルート)分散を測定。ゲートは1秒でサンプルサイズ2でストリップチャートをオシロで表示させる。かなりばらつくのでその大体の平均をざっと見てみると

88.2kHz
水晶(CMX) 40μHz
D-Clock   15μHz
OCXO    4~5μHz
ルビ1    4~5μHz
ルビ2     5~6μHz

11.2896MHz
ルビ1    1~1.5mHz
ルビ2     2~3mHz

 という具合で、スペックやたもそさんの結果から見ると絶対値も少し多いので測定条件に問題があるのかもしれない。
 まず結果から見るとD-Clockは通常の水晶よりはマシだがそれほど良いというわけではない。しかしOXCOだと流石に1桁は少なくなり、ルビとの差がわからないくらい少なくなる。この辺は聴感の結果とも一致するようにも思われる。
 ただし11MHzの測定では周波数が高いので測定精度が上がり、ルビ間ジッタはでも2倍ほどの差がでる。これから見ると88.2kHzでは測定精度の問題で差が見えないとも考えられやはりスペックどおりOCXOとルビの差がまだあることは十分に考えられる。
 こうやって見ると音質的にもある程度ジッタは関与しているように見えるが、面白いことにジッタのレベルはかなり低くともOCXOやルビ間の聴感差は結構聞こえる。またルビを換えただけでも(ジッタに差はあるが)結構な音質差があるのには驚いた。
 ルビ間は個体のばらつきなのか、電源系が異なるのでその影響かはまだ見えないが単純に数値だけの差のようには思えない部分もあるので、今後はこの辺を更に追及してみたい。

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