DCX2496の改造計画

画像
 BEHRINGERのデジタルチャンデバDCX2496はローコストで多機能、本当に「超」お買い得の機器で、とっても有難い機械だと思う。音質もまあ入門用としては合格ラインだろうが、欲を言えばきりが無い。以前はハーネスの不良で盛大にノイズが出たり、再生中もプチノイズなどでやや品質的に問題があったが、大分改善はされているようだ。
海外のフォーラムでは回路図も入手できるので助かる。

 問題の音質向上策としては、まずはデジタル入力を活用することだろう。入力OPampとA/Dの分がパスできる。DACのレベルアップとしては有名な改造としてはデジタルアウトにしてしまうのというのがあるが、それなりのDACを2台もしくは3台揃えるのも大変だが1,2台なら使っているはずなのでその分だけでも外部にするのは効果的だろう。
 まあその前に本体側で何とかならないかと検討するといくつか改善点が見えてくる。まずデジタルアウトにするにしても最初の段でサンプルレートコンバータ8420に入るのでこの入力PLLのフィルター定数がおかしい。データシートの108KHzfs対応の「fast」より更に高いカットオフとなっている。ジッター的には96kHzfs対応の「mid」の方が良いはず。出来れば変更してみたい。初手からジッタが乗ってしまっては何にもならない。

 その点内蔵DACチップ4393のクロックは内部の水晶だがサンプルレートコンバータの読み出しクロックとまったく同じクロックを使用しているのでジッターが相殺され?案外そのままでも良いかもしれない。ここは回路的には交換・変更は面倒そう。(訂正:サンプルレートコンバータの方が倍クロックでした)
 アナログ出力部は4580の差動合成+フィルター(13dBゲイン)と2倍バッファ+タスキがけ差動出力(1/2倍ゲイン)から構成されている。楽器系なので出力は8Vrmsもとれゲインも大きすぎなので、差動合成のゲインをフルで2Vrms出力になるよう8dBに減らすことにする。
 写真はその回路部分(1ch)で基板の裏側になる。抵抗はR153,158(1,2ch),R163,168(3,4ch)R173,33(5,6ch)の4.99kΩを半分にする。6chはR178もあるが変更は表のR33になる。ちなみ抵抗チップは1608が付いている。
 後はバランスが不要ならバッファの前にmuteがあるのでそのところから取り出せばOpampが2個パスできる。2個の499Ωの間から取ればよい。
 もちろんカップリングコンは普通の電解なのでこの辺のパーツ交換も効くと思う。

 回路的にはざっと以上が手始めだが基本はやはり電源をSW電源からリニア電源(トランス)にしたい。ケースも鉄は避けたいのでいっそ正面パネルを残してAV600の時のように丸ごとシャーシを交換して奥行きを広げる予定である。
 アンバラ出力なら背面加工も大分楽になる。ついでにデジタルアウト端子も用意しておけば今後の改造がらくになりそう。 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス

この記事へのコメント

sotaro
2009年04月18日 11:46
デジタルアウトもついでにI2S→LVDSで出して,DIT, DIR省略というのは,どうでしょうか。
ケン
2009年04月19日 07:17
 将来的にはその辺が終着駅かもしれませんね。ただI2Sだと個人的には接続の汎用性がなくなるのと、それぞれ3線接続のわずらわしさが問題かナ。
 良い伝送モジュールがあればよいのですが。
まあ段階を追って順次進めていくことにします。

この記事へのトラックバック