ルビジュームクロックCDプレーヤ

ルビジュームクロックも大体完成してきたが本来のワードシンクに使う以外にスーパークロックの256fsも出力してあるのでこれを直接CDプレーヤのクロックに入替えて、ルビジュームクロックCDプレーヤ!の出来上がり。
元のSCD-XE6も既に電源とクロックを改造してあり、それなりに良くなってきたと思っているが、ここでも折角のルビジュームを試してみることにする。CDプレーヤなので外部シンクは無いから元もとのクロックをそのままルビジュームの256fs(11.2896MHz)に置き換えスーパークロックを突っ込んでしまう。本来はこの程度の周波数になるとちゃんと50Ω送りで終端ターミネイトしたほうが波形は綺麗になる。以前のOCXOの改造がされているので後面にBNCを付けて切換とした。
まあ何とか動作はしているようで、肝心の音を聞いてみると前回のワードシンクの時と替えた時の印象は良く似ている。ルビジュームはまあ素っ気無いくらいに静かだが芯はしっかりして余計な音が出ない。OCXOは比較すると音色は豊かだが全体に甘い感じで音楽に訴求力が足りないような気がする。変なたとえだが白黒写真とカラー写真のような感じでカラーの方が本来の実写に近いはずだが、白黒の方がテーマの訴えかける力が強いといった感じか。それにしてもクロックでこれだけ変ると面白い。
この記事へのコメント
やはりクロックの音があるのですね・・・
実験で水晶とルビジウムの比較試聴を行ったときに感じたと同じ感想をケンさんももたれていらっしゃるようなので、間違いないようですね!
ルビジウムも惹かれますが、4月中には 0スピンドルでシステムはリムーバル対応 のマシーンを作り上げたいと思っています。
SSDマシンはこの次の課題かと思っていますので、報告お待ちしています。
CDPのもともとのCrystalのかわりに256fsをルビジウム発振器から入れたということですよね。その場合ルビジウム発振器の出力は方形波ですかそれともサイン波ですか?このようなCDPの回路構成の場合、高精度の256fsを注入するとLRのワードクロックの精度もそれにつれて直接的に良くなるものなのでしょうか?
このCDプレーヤの場合(通常もそうだと思いますが)256fsを分周してLRCLKを作っているので内部分周でのジッタは増えますが、もとの信号の精度(ジッター)が良くなれば同時にLRCLKも良くなると思います。