定在波補正

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 ステレオサウンドの最新号で珍しくグライコの見直し特集があり、その効用がうたわれている。以前左右の特性補正をしてその効果は感じていたが、その後はA/D、D/Aが余計に入るのが気になってやめてしまった。

 ところがちょうど今マルチだとチャンデバで既にA/D,D/Aは入ってしまっているし、内蔵機能にパラメトリックイコライザが組み込まれているので試しに第一段階の中低域定在波補正をおこなってみた。

 上のグラフがリスニングポイントでのイコライザ前の特性でウーファ(EXCELシリーズW15CY001)のみRchの特性である。定在波の影響かははっきりわからないがやはりかなりでこぼこがある。通常リスニングポイントの特性としてはまあこんなものだろう。そこでディップが気になる100Hz,300Hz700Hzあたりをパラメで補正したのが下のグラフ。まあそこそこ見られるようにはなった。80Hzのディップは部屋の1次共振なのでこいつは無理に補正はしなかった。

 この状態で補正無しと聞き比べてみるとやはり音の厚みと言うか安定感がちがってきて、ボーカルはハスキーさから艶と温かみがでて肉感的になる。オーケストラも腰高感が薄れバランスがよくなっきた。ただし石井氏のおすすめバランスの低域ブーストも試してみたが、こちらは我が家では低音がだぶつき切れが悪くなるように感じられる。同じように高域も落ち加減ではなくどうもフラットのほうが好みだ。この辺は装置や部屋の響き具合、求める音の好みによって変わるのだろう。ともかくこの補正は我が家には有効に効いているようだ。

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この記事へのコメント

ゴルフ13
2008年10月15日 19:00
当方のメインスピーカでもべリンガーでイコライジングして聴いたことがあります。
結果は聴き易くなるのですが、失われる情報が多くなるようで没となりました。
このような処置をして、音が良くなったと感じるマニア
は結構多いようですね。
このイコライジング結果については、sotaroさんのページにUPされています。
ケン
2008年10月16日 07:56
 やはり何も無い所にA/D,D/Aを入れると必ず鮮度は落ちますね。ワイドレンジはあきらめて鮮度命のゴルフさんには無縁のものだと思います。しかし、皆さん環境も違いますし、求めるものも違うので低域の充実とパランスを重視する方向もありだと思います。またデジタルソースでDACをお使いの方ならデジタルグライコを入れるだけなら影響はかなり少なくて済むと思います。
 もちろん補正も万能ではなく、むしろアンプを交換したほうが音への影響は大きい場合もあるくらいですから、あくまでスピーカの補完と考えるべきでしょうね。