6V6アンプ第二弾(設計編)

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 6V6アンプも某会で何とかお披露目も済んだが、SATRI-ICを使ったためにコストでレギュレーションに合わない。そこでSATRI-ICを使わない6V6アンプ第二弾を製作してみる。

 ハイブリッドでも良いが折角なのでオール球アンプとする。設計の基本は第一弾と同じ高帰還タイプを特徴としよう。パワー的には私的な実用上もう少し欲しいのでパラシングルも可能とする方向で進める。

 今回の問題点はドライブ回路で、高帰還とするにはハイゲインが必要かつ広帯域でないとダメと欲張りな仕様となる。ためしに6AU6をテストしてみたが、中域のゲインでは50dBも可能だが50kHzでは30dBを割り位相回転も大きい。位相回りは終段のPG帰還でOPTのピークを押さえるのに使うのでドライバーでは出来るだけフラットにする必要があるの今回は6AU6ではちょっと難しい。
 そこでここは黒田流に低rpの6350を使ってワイドレンジを狙うことにする。6350はμが低いので1段では増幅率が足りず2段と増幅としなければならない。更に低域の時定数を減らすために直結としてみる。
 6350の動作点設定はロードラインから適当に配分を決め、負荷抵抗はあまり大きくしないほうが良いだろうから10~20kΩとする。ゲインは1段当たり10倍強、終段の電圧ゲインは少しマイナス目なのでトータルは40dB程度になる。SATRIドライブと比べるとだいぶ低めのゲインでもう10dBぐらい欲しい所だが直結3段はやり過ぎだと思うので、まあこんな所でOKとしよう。仕上がりゲイン前回が16dBだからNFBは24dBぐらいとなる。
 帯域幅は50kHzぐらいだから帰還前で50kHzでゲインが-24dB、オープンループのカットオフが3kHzあたりになる様にすればよいはず。200KHzあたりのOPTのピークが-40dBぐらいになるだろう。
 という具合で大体の回路が決まった。シャーシは相変わらず以前のアンプの流用で余計なソケットも付いているがそのまま使用することにしたのが写真の様子。トランスは同じく6625Sを使用する。(つづく)


 
 

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