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zoom RSS HS-500(その3)

<<   作成日時 : 2015/05/05 21:21   >>

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 いよいよ総合特性です。本来はネットワークの方がHS−500らしいでしょうが、今回はマルチで駆動しフル性能を見てみたいと思います。実はマルチの方が調整としては比較的簡単ともいえるのでまずはこちらから。

 クロスはユニットの特性を見てもネットワークの周波数を踏襲するのがベストの様なので3kHzにしています。低域は室内なのでどうしても定在波の影響を受けてしまいますのであまり信頼性はありません。(近接で測ってマージするという手法もありますが)

 上が周波数特性でレンジは2dB/divです。ツィータの下方のスロープはユニットの出力をみても2kHzが限度なので、出来るだけ急峻にしたい所ではあります。でも急峻にすると位相遅れも増えるので、今回は-24dB/octあたりにします。ウーファはまだ上限に余裕があるので-12dB/octにしました。ただしクロスに近いので6kHzの山はつぶしておく必要がありますね。

 今回は両側ともバターワースで位相は同相で繋いでいます。アライメントはツィータを20mmほど下げただけで良さそうです。この辺はツィータのホーンのためボイスコイル位置が7cmもさがっているところが幸いしていると思います。お陰でwaveletもまあまあといったところ。ネットワークでもアライメントにはあまり苦労せずに済みそうです。

 周波数特性はそれほどワイドレンジではないのですが、ざっと40から14000Hzぐらいまでは±3dB程度に入りそうですから充分でしょう。

 下の図は高域での指向性補正のためのディフューザのデータです。左はディフーザの有り(黒)無し(赤)で全体にゲインは1,2dB下がり若干うねりが出ますね。右側の図は30度ずれた所でディフーザがないと5kHzから-3dB/octで減衰しますが、ディフューザを入れると減衰は半分ぐらいになりそうです。その結果、無しでは中域から12kHzあたりで-10dBぐらいになるところを-6dBには収まりそうです。

 ついでにサランネットによる減衰を心配しましたが、約1dBぐらいの差であまり特性上は癖は出ていない様です。ツィータのレベル調整で問題無さそうです。

 試聴してみましたが、音質的にはアライメントが取れているので奥行きの深い落ち着いた音がします。高域も澄んで綺麗ですし、低域も必要充分なだけ伸びていて不足は感じません。刺激的なところが無いので落ち着いて聞けそうですね。流石に往年の名機だけあって立派な物です。
 まあテストなのでアンプもデジタルの安物ですからすこし切れが甘い所はありますが、40年前にこの音が出ていたのですから日立の技術力が伺える品物ですね。

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