ケンのオーディオメモ

アクセスカウンタ

zoom RSS GR-3777励磁スピーカの電源考察

<<   作成日時 : 2012/08/09 11:13   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像
 今年の春ごろに検討していたザクセンウェルケの励磁スピーカですが、定電流励磁電源の性能と特性が今一良く解かっていなかったので少し調べてみました。

 一つは定電流電源の出力インピーダンスが充分かどうかです。定電流ということは理想的には電源インピーダンスが無限大になることですが、今回の励磁コイル自体のインピーダンスが1.4kΩほどあるので、その100〜1000倍あればまあ充分(定電圧と定電流の差が明確になる)だろうと思います。

 測定方法としては定電流励磁電源を接続した励磁コイルにパラに抵抗を入れたり外したりして、スピーカからの信号の漏れ電圧差を測定することで良いのではないかと思いました。
 パラに入れる抵抗を100kΩとして周波数が5kHzぐらいまで、抵抗を入れると電圧はオープン(つまり定電流電源のインピダンスのみが付いた状態の)約65%ぐらいに下がります。
 ということは定電流電源の出力インピーダンスは150kΩぐらいでしょうか。まあ100倍ぐらいは取れているのでまあまあかと思います。

 二つ目はスピーカ端子から励磁コイルに漏れる割合ですが、電力的には-50dBと小さいですが、定電流電源の場合はインピーダンスが非常に高いので結構問題になります。
 数値的にはスピーカ端子の入力が1kHz・1mW(100mV)で励磁コイル端の漏れが1Vrmsぐらいあります。これだと0.1Wで10Vrms、1Wも入れると100Vrmsにもなり、定電圧電源の余裕分が30Vぐらいの現状では0.2Wぐらいのスピーカ出力までしか完全には働いないことになります。(あっているかな?)

 とはいえ人間はピークには鈍感ですから、実質的にはこのくらいでも良いのかもしれませんが、もう少しインピーダンスを下げた方が総合的には良いかもしれませんね。
 直列抵抗2.5kΩの抵抗方式と現状の定電流方式の差は結構解るので、1/2か1/3ぐらいでも良いかも。
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ちょっとだけ違うような気がします。
多分、パワー1万倍で電圧100倍でしょうから、1mWで1Vrmsが測定値なら、10Wの時に100Vrmsかな。でも電源余裕が直流の30V(?)なら動作範囲は約10Vrms程度なので、結局0.1W程度になりますね。余裕が交流の30Vrmsなら1Wくらいですか。こんなに励起されるんですか!!。とても勉強になります。
ところで、励磁電流が少ない設計だと巻数が多くて励起電圧も上がると思われますので、参考までに励磁電流を教えていただけませんか。
take
2012/08/11 06:50
 計算が変ですね(^^;。電力計算からみて10Wで100倍の100Vrmsですね。電源余裕は交流なので倍の±30Vまでありますから0.4Wまでは大丈夫そうかな。それでも若干苦しいです。
 定電流回路のインピーダンスが150KΩぐらいありそうですからこんな電圧が出てしまいます。理論的には理想電流源だと無限大になってしまいますから。

 ちなみに励磁コイルの電流は65mA(1.35kΩ)です。巻き数は不明。
ケン
2012/08/11 07:54

コメントする help

ニックネーム
本 文
GR-3777励磁スピーカの電源考察 ケンのオーディオメモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる