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zoom RSS ディスクリートDACにサンプルレートコンバータを入れる−2

<<   作成日時 : 2011/10/16 16:25   >>

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 前回の階段状になっていたディスクリートDACの出力波形のスペクトラムをとってみました。同様に比較できるようサンプルレートコンバータ(SRC)入りの場合の波形のスペクトラムもとりました。

 測定の機器構成はソース側がefuさんのWaveGeneでRMEのオーディオインターフェースMultifaceのアナログ出力に96kHzfs24bitで正弦波を出し、それをBEHRINGERのSRC2496のA/Dで44.1kHz24bitサンプリングし、デジタル化します。
 そしてこのS/PDIF出力を測定対象のディスクリートDACに入れ、そのアナログ出力を同じくMultifaceのA/DとefuさんのWaveSpectraで96kHz再サンプリングし、スペクトラムを表示させました。

 直接Multifaceの入出力を使わなかったのは同一PCでWGとWSとで違うサンプリング周波数では動かなかったためで、信号源は44.1kHzfs、出力波形解析は96kHzfsでないとうまく折り返し雑音が見えません。

 添付のグラフは上の方がSRCなしの場合で、高域の端に折り返しノイズ(44.1k±1kHz)が見えます。それ以外にも5kHz以上の高域で歪みやノイズフロアが若干高いように見えますが、それでもかなり低いレベルでの違いしかありません。
 デジタルフィルターの有無では波形から想像されるほどの大きなスペクトラムの差は無さそうです。他の条件でも色々測定しましたが、SRCありの方が歪みが僅かに少ないかなと思えるくらいで、サンプリング周波数を信号周波数の整数倍にそろえた場合にはむしろSRCなしの方が高域のノイズフロアが下がる場合もあり、DACの出力の段階では可聴帯域へのはっきりした影響は測定できませんでした。

 とはいえ実際の試聴では結構高域付近のアタックのあるソースの場合(たとえばピアノなど)ではSRCなしだときつめに感じる場合も有りますが、それでもスピーカのとの相性によってはクッキリと明快によく聞こえるかもしれませんね。
 ソースより-30dB以下のレベルとはいえ50kHz程度の信号はアンプを通ってしまいますので、スピーカにもなんらか影響があるのかもしれません。

 SRCを入れるとやはり音はまろやかな感じが出て、どちらを選ぶかは聞く条件と受け取る感性によるでしょう。
 
 

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コメント(1件)

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これは、大変貴重な測定結果の公開、どうもありがとうございました。良い参考とさせていただきました。
Bunpei
2011/10/16 21:15

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