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zoom RSS DCU-C171pp(その5)

<<   作成日時 : 2011/04/02 09:39   >>

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 相変わらずDCU−C171ppですが、その3で掲載した2次フィルターの周波数特性が間違っていたようなので、再度計測してみました。ついでにSpeakerWorkShopのシミュレーションの性能も確認してみました。

 左のグラフで上からツィータのスルー(30uF1次)の周波数特性、以下はスルーを基にしたシミュレーションで2μFの1次フィルター付き、その下が2μFと0.1mHの2次フィルター、その下は1μFスピーカ直列とスピーカ並列の30μFと0.1mHのノッチフィルター付き、最後はそのノッチフィルターを実装したスピーカでの実測特性です。前回その3の5番目のフィルター特性はどうも1次だったようで2次と誤解していたようです。

 標準の2次フィルターでも8kHz以下は一応高域レベルよりは10dB以上減衰していますから、まあまあといったところでしょう。さすがに1次だと3kHzのピークは高域のレベルと同じくらい出ています。とはいえこちらの方が好ましいと聞こえるならそれもアリだと思います。(合成特性にディップができるのは前回の様に変わりませんが)
 ノッチフィルターは低域で流石に20dB程度の減衰が得られて、非常にすっきりとした音になります。ただし高域のレベルが3dBほど下がるのでこの点はウーファとのレベル合わせが必要です。またノッチが鋭すぎるのでQをもう少し下げたいのですが、容量が大きくなりすぎるのでこの程度にしました。
 前回述べたディップの補償量として総合特性も測りなおしました。2ndとノッチフィルターの差は2.5kHz〜5kHzでノッチの方がMax3dB程度あがりますが、トータルで見ればそれほどの差でもありません。


 ところで今回注目したいのは各フィルター付きのデータは実測に基づくシミュレーションで表示できている点です。スルーの周波数特性とインピーダンス特性をとって置けば、簡単にフィルターつきのデータがSpeakerWorkShopで計算できます。その精度が高いことは一番複雑な最後のノッチフィルターのシミュレーションと実測データを比べてみればよくわかるでしょう。

 更にこれは一つのユニットの結果だけですが、マルチウェイの合成特性も同じように計算できます。この時は単純な加算ではなく、位相も含めたベクトル演算をしていますので、ツィータの前後のシフト量も含めた実測とほぼ変わらない合成特性がシミュレーションだけで計算できます。

 ここまで準備できればネットワーク素子の値をちょいと変えてみるとどうなるかなどが面倒な測定を繰り返さずに簡単に求まり、設計がとても楽になりますね。

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