ケンのオーディオメモ

アクセスカウンタ

zoom RSS 定電流バイアスアンプ

<<   作成日時 : 2009/01/26 08:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

画像
 バクーンプロダクツの最新アップグレードは出力段の新回路で、バイアス電流の固定化を目指したものだそうだ。音もユニークなので早速追試を行ってみた。

 動作原理図は新SEPPのようなもので上下のコンプリのエミッタ電流をそれぞれ別個に定電流源で引いたもの。ドライブ段はエミッタ電圧が0Vに成るようにDCサーボがかけられ、電流源はエミッタに付く出力抵抗にタスキがけに付けられているのでコンプリのトランジスタには貫通電流は流れない。つまり出力抵抗には純粋にスピーカに流れる電流しか流れずバイアス電流は流れない。丁度上手く出力0Vで上下のトランジスタが切り替わるので、トランジスタのgmが一定になる大電流領域にバイアスを設定すればこの段の歪みはA級並の低ひずみ成るはずである。
 実際はバイアス電流は少なくしたいので歪みはA級ほどはならない。それでも(通常はNFを掛けるのでほとんど問題にはならないが)AB級のような出力による動作点の切り替わりによる歪みの増大はない。また当然原理的にトランスリニアバイアスのようにAB級動作でも上下のトランジスタが常にカットオフしない。
 これらの特徴がどれほど音に効いているかは不明だが、実際のアンプを聞いてみると非常にすっきりと全帯域でピントの合った音がする。線は細いが「厳密で正確な音」を感じさせる。ともかくまだ聞いた作例が少ないが、今までにないような音色でデジタルアンプとはまた違った領域の音が聞けるようになる予感がする。

 今回試作したアンプのスペック
最大出力 32Wx2(8Ω)
ゲイン   28dB(25倍)
周波数特性  5Hz〜150kHz(−3dB)VRmax
ノイズ   0.6mV VRmax、入力ショート
歪み    0.1%(1W)0.2%(20W) バイアス100mA,無帰還
DF     30

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
どうも本家をよく見てみると「定バイアス」ではなくバイアス電流と出力電流の分離をしたという趣旨の様ですね。したがってバイアス電流が定電流になっているとかカットオフしないとかはではないようでした。誤解していたようです。
ケン
2009/01/31 14:19

コメントする help

ニックネーム
本 文
定電流バイアスアンプ ケンのオーディオメモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる