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zoom RSS SATRIドライブ830Bシングルアンプ

<<   作成日時 : 2008/06/06 13:09   >>

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 830Bというプレート損失60Wの中型?直熱管アンプを作りました。といってもモノ構成なのでまだ片chしか出来ていません。まあようやく音が聞こえるまでになったというところです。

 830Bは送信管でプラスドライブの直熱管という私のとっては初めてのジャンルだったので、色々トラブルが相次ぎ結構手間取りました。
 なんと言ってもヒータが10V2Aと電圧が高いのでこれを直流点火しなければなりません。最初はトランスにチョークをかませ大容量コンデンサでも入れればよいかと思っていたのですが、それではどうもハムが取りきれません。定電圧回路を入れてもいいんですがロスの発熱が大きいので素直にあきらめてSW電源に変更しました。
 しかし、今度はヒータの立ち上がり時の抵抗が小さくSW電源が起動しないというトラブル。冷えているとヒータは抵抗値がグンと下がっているんですね。直列抵抗をかまして何とか立ち上がるようにしました。SW電源は手持ちの外付けHDDの残りを再利用したので電圧調整なども考えねばなりません。規格ぎりぎりだとリップルが取り切れず、1次平滑のコンデンサも増強しました。
 ドライブは前述のようにプラスドライブなのでグリッド電流が流れるので、軟な回路ではドライブできません。そこで終段FETドライブつきのSATRI回路でドライブすることにしました。B電が420Vぐらいなのでグリッドドライブは±50Vぐらいは必要です。ドライブ電源は±60Vにして100Vp−pはとれるようなりました。
 バイアス回路は電圧利用効率も考えてヒータ側をマイナスに引く事にしました。ヒータも片側をバイスに落としヒータ電圧もバイアスに加えます。設計的にはグリッドを+25Vぐらいと思っていたのですが、+20Vぐらいでプレート電流110mA、上下のクリップも大体同じように始まります。これで出力はクリップで(ソフトクリップですが)14W取れています。
 発熱もかなりあるのでケースの底には80mmの12Vファンを5Vで軽く回して空冷しています。真空管の落とし込みとのお陰でシャーシはほとんど熱くなりません。

 音の方は高域の切れの良い爽やか系の音がしていますパワーも自宅では充分ですね。今は無帰還ですが、周波数特性もこれで15Hz〜40kHz(−3dB)ぐらいなのでこのままでも良さそうです。この辺もう少し様子を見てから細かいところは詰めたいと思います。その前にもう片chを作らねば。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
私も各種特性を測ってみました。
http://www.cronos.ne.jp/~cronos/Output_Power.html
クリップで14W、ノンクリップで8Wでした。
終段のグリッドが0Vまでスイングしてしまっているらしく
解決するにはグリッド電圧を上げなくてはならなくて
となるとOPTやら何やらが定格越えちゃうので、このままで
そっとしておく事にしました (^^;
さいとう@茨城
2008/06/08 12:01

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